こんにちは、こもりぐまです。
アートのまちを目指す、品川の天王洲エリア。その概要については以前別の記事でご紹介をしました!
今回は、寺田倉庫が運営する現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」に行ってきましたので、そのご紹介をさせていただきます!ちなみに、今回もベビーカーで1歳の次男を連れて行きましたた。

行ってみたいけど、ちょっと遠い…
週末行こうと思っているけど、どんな感じか知りたい!
そんな方々に向けて、お役に立てれば幸いです!それではどうぞ~!
「WHAT」とは
コレクターズミュージアム「WHAT」について
「WHAT」は、当社がコレクターからお預かりし、保管する貴重なアート資産の公開を目的とした新しい芸術文化発信施設です。倉庫会社ならではの視点で 「美術施設の在り方」 を模索し、たどりついたのは倉庫に眠る作品を開放し、日本を代表するコレクターが自らの価値基準で収集した作品との出会いを創出するアート展示施設でした。「WHAT(WAREHOUSE OF ART TERRADA)」という施設名称には、「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」 というユニークなコンセプトが込められています。現代アートシーンで活躍する作家の作品をコレクターの思いと共に展示し、また、一般的な美術館の常設展示とは一線を画して随時作品を入れ替えることで、訪れるたびに表情を変える新たな鑑賞空間をつくってまいります。なお、2016年より保管・展示を行ってきた「WHAT」の先駆けである建築倉庫ミュージアムは、「建築倉庫プロジェクト」と名称を改め、同施設内で継続して建築に纏わる展覧会を開催します。
寺田倉庫、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」 オープニングの展覧会を発表 | NEWS | 寺田倉庫 Warehouse TERRADA
展覧会の概要
展覧会名:-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展/謳う建築
寺田倉庫WHAT
会期:2020年12月12日(土)—2021年5月30日(日)
会場:WHAT 展示室 1階、2階
開館時間:木~日 11~18時(1月11日より当面の間、政府からの緊急事態宣言を受け、営業日時を一部変更しております。)
入場料:一般1200円、大学生/専門学校生700円、中高生500円、小学生以下 無料
*2つの展覧会の入館料を含む、建築模型倉庫見学(オプション)500円
*オンラインチケット制
*障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。ご入館の際、障害者手帳等をご掲示ください。
*学生の方は、ご入館の際に学生証をご掲示ください。
現在はオンラインチケットの申し込みが必須です。未就学児分も予約が必要でした。忘れずにご予約の上、おでかけください!
また、2つの展覧会はどちらかを観る、ということはできません。2つの展覧会込みでの入館料となっていました。
館内は特に仕切りなどもなく、2つの展覧会を行ったり来たりしながら観ることができました。
交通アクセス
東京モノレール 天王洲アイル駅 徒歩5分
寺田倉庫WHAT
東京臨海高速鉄道りんかい線 天王洲アイル駅B出口 徒歩4分
JR品川駅 港南口 徒歩15分

ちなみに、私は京急線の新馬場駅から徒歩で行きました!徒歩10分ちょっとでした~。
小さなお子さまをお連れの方のために
受付でベビーカーをお預かりしています。
寺田倉庫WHAT
授乳室WHAT CAFEにあります。
各階の多目的トイレにはオムツ替えシートがあります。

お昼ごはんを食べさせるために一度外に出てしまったのですが、周囲にオムツ替えをできそうな場所が見当たらず…受付で頼んだらお手洗い貸してくれました!ピカピカのお手洗いで息子も大喜びでした(笑)
また、エレベーターも展示室に入ってすぐのところにあり、とてもスムーズに各階の移動ができました!
音声ガイドについて
展覧会をより楽しんでいただくための、無料音声ガイドをご用意しております。館内に設置されているQRコードを読み取ることで、お手持ちのスマートフォンを音声ガイドとしてご利用いただけます。詳しくは、当日受付にてご確認ください。
寺田倉庫WHAT
※音声ガイドを聞く際は、イヤホンをご利用いただいております。お忘れの方はショップで販売しておりますのでお申し付けください。
館内Wi-Fiの説明が見当たらなかったのですが、寺田倉庫のFREE Wi-Fiにつなぐこともできました!ぜひイヤホンを忘れずに持って行き、音声ガイドもお楽しみください!
展覧会の様子
謳う建築展
建築倉庫の公式ホームページでは、以下のような見どころが書かれています
【本展の見どころ】
建築倉庫
1. 建築×詩(ことば)のコラボレーション
2.立原道造の詩・スケッチを展示
3.谷川俊太郎が新詩を創作
4.建築家 吉村順三設計「湘南茅ヶ崎の家/1967」を詩人 蜂飼耳が詩作
5.映画監督 広瀬奈々子、建築映像作家 瀬尾憲司による15の住宅作品の撮り下ろし映像
6.劇作家 長塚圭史が 能作文徳・常山未央設計「西大井のあな/2018」を体感し創作
7.永田昌民設計「東久留米の家/2003」についての新曲をシンガー 中村月子が歌う
まず、展示室入口付近で流れている中村月子さんの歌がとても良い!!そこからグッと展示の世界に引き込まれました。
建築と詩、そして映像が組み合わさることで、そこに暮らす人たちのようすを優しく豊かに表現できることに感動しました。建築に詳しくない人だと、模型だけではなかなか楽しめない。そこをうまくカバーしていると思いました。
一番気に入った建築。さんこ、さんにん、いっこずつ、という言葉が建築とマッチしているだけでなく、家族のお互いを想うやさしさが表れた響きで好きでした。
言葉の展示の仕方も工夫が凝らされていました。薄い紙に一言ずつ書いてみたり、床に文字が転がっていたり、めくって読むようになっていたり。こういうちょっとした遊びが展示にあると心が躍ります。
見に来ている方は建築関係の学生さんかな?と思う人が多かったです。建築に詳しくなくても楽しめるステキな展覧会でした。
-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展
こちらは、 高橋龍太郎、A氏という2名のコレクターが、 収集した約70点にわたるコレクションを展示しています。
1階:高橋龍太郎コレクション
その中でも、これはすごい!と感動したのがこちらの作品。近藤亜樹さんの「ウータン山」(2010)という作品です。
その迫力とユーモアに引き込まれました。近くに寄るとこんな感じ。
これはぜひ生で見てほしいです!!
2階にも魅力的な作品が所狭しと並んでいました。
2階:高橋龍太郎コレクション
2階:A氏コレクション
音声ガイドは必聴!
コレクション展に関しては、音声ガイドで実際のコレクターさんの声で解説を聞くことができます。これがすごくよかったです。
よくある音声ガイドは有名人だったりアナウンサーだったりしますが、先日行った佐藤可士和展もご本人の声での解説でした。やはり本人の声だからこそ、響いてくるなぁと思います。
そんなわけで音声ガイドもぜひあわせて聴いてみてください!
まとめ
以上がコレクターズミュージアムWHATで行われている展覧会の体験レポートでした!
じっくり見て大体1時間半程度でした。天王洲エリアは天気が良ければ外でランチをできる場所もありますし、子連れにはおすすめのアートスポットです!ぜひ出かけてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。こちらのブログではミュージアム情報をはじめ、子育てやワーママのキャリア、リノベ体験談などをつづっています。また、音声配信もやっていますので、ぜひ聴いてみてください!