こんにちは、こもりぐまです。
突然ですが、お子さんの知的好奇心を伸ばしてあげたい!けれど無理やり勉強させるのはちょっと…とお悩みのママ・パパは多いのではないでしょうか。

我が家の3歳の長男も、落ち着いて座っていることができず…。おうちでお勉強など夢のまた夢。。。
そんなママ・パパにおすすめしたいのが・・・

ミュージアム、いわゆる博物館や科学館、美術館です!!
この記事では、いかにミュージアムがお子さんの教育に役に立つか、ミュージアム好きの私の視点から、ご紹介したいと思います。
みなさまの休日のおでかけ先候補に、ミュージアムが加わると嬉しいです!
本当はおもしろいミュージアム
さて、みなさんの思い浮かべるミュージアムは、堅苦しい、おもしろくない、静かにしなきゃいけない・・・といったマイナスのイメージが強いのではないでしょうか?

確かにミュージアムの多くは、貴重な資料を展示しています。頑丈なガラスケースにしまわれ、展示室の照明を暗くしているのは、貴重な資料が劣化してしまうことを防ぐためなのです。

展示室の監視員さんに見られている感じがどうも落ち着かなくてイヤ・・・という方も多いかもしれません。
そんなときはこちらの漫画がおすすめ!監視員さんに親近感を覚え、ミュージアムへ行くハードルが下がるかも!
さらに、子どもといっしょにミュージアムに行くとなると、展示室を走り回るのではないか、貴重な資料に触ってしまうのではないか、と心配ごとが多いですよね。
そのため、もともとミュージアムが好きであっても、子どもを持つとなかなか足が運ばなくなるのではないかと思います。
しかし、ミュージアムのなかには、
■資料に近づいてじっくり観察できる
■実際に触れてよい資料がある
■遊びの要素が盛り込まれた体験型展示がある
といった、子どもたちが心から楽しめるミュージアムも数多くあるのです。

ミュージアム=おもしろくないと決めつけてしまうのは
もったいない!!!!
ミュージアムをすすめる理由
本当の主役は子どもたち

小さい子どもを連れて行ったら、ほかのお客さんに迷惑をかけてしまうのではないか・・・と尻込みする必要はありません!
そもそもミュージアム、すなわち博物館は以下のように定義されています。
博物館とは、社会とその発展に貢献するため、有形、無形の人類の遺産とその環境を、教育、研究、楽しみを目的として収集、保存、調査研究、普及、展示する公衆に開かれた非営利の常設機関である。
https://icomjapan.org/journal/2020/09/03/p-1315/
「社会とその発展のため」とは、これから社会を担う子どもたちのため、と言っても過言ではない。

そう!博物館や美術館は子どもたちのためにあるのです!!
確かに、展示室を走り回り、触れてはいけない展示品に手を触れてしまったらダメ。厳しく注意されてしまうと思います。しかし、その経験を含め、学びとなるはずです。
さまざまな「なぜ?」が自然と生まれますし、その場の空気を含めたすべての体験が子どもたちには貴重な財産となります。

子どもを連れて堂々とミュージアムに行きましょう!!
そして、親子で展示について思ったことを話しながら鑑賞し、楽しみましょう!(声の大きさに注意しながら・・・)
親が興味を持って鑑賞している姿は、確実に子どもたちの好奇心につながります!!
ミュージアムはこどもたちのためにある!子連れでも堂々とミュージアムに行くべし!!
学校では得られない学びがある


学校の勉強が楽しくない・・・
受験勉強をしなきゃいけないけど覚えるのがつらい・・・
学校や家で教科書と向かい合っているだけでは実感がわかず、わからない、おもしろくない。
子ども自身が興味を持っていないのに、勉強を強要しても、お子さんはどんどん勉強が嫌いになってしまうと思います。

そんな状況になる前に!!ぜひミュージアムに足を運んでみてください!
ミュージアムでの体験によって得られるメリットは以下のようなことがあります!
- 実際にモノを見るという体験で、学校で習ったことを無理なくイメージで定着させることができる
- 五感をつかって楽しめる展示で学ぶことって楽しいのでは!?という気づきになる
- 自由に見て、自由に考えて良いという体験は、自分でも気が付かなかった「好き」を見つけるきっかけになるかもしれない
教科書や図鑑とちがって、いろいろなモノが自然と視界に入ってくるのがミュージアムです。ひょっとすると、今まで気づいていなかった「好き」が見つかるかも。そんな体験ができたら素晴らしいことですよね。
アート教育が重要視されている

これからの世の中は今まで以上に凄まじいスピードで変化をしていくと言われています。
そのため、ただ論理的に考えるのではなく、自分の直感や感性すなわち「アート」の思考を磨き、自らの頭で物事を考えていく必要があるのです。

そのようなアート思考を鍛えるためには、まさにミュージアムでの体験が有効だと思います!
「なんかすごい」「なんかおもしろい」といった感性を引き出すには、実際のモノを見ることが一番。
知識先行、正解を求めるばかりの教育を受けて育ってきた大人は、よくわからないアートに対して、「おもしろくない」と判断しがちです。

かくいう私もアート作品を見て、「なんだこれ?」と思うことが多々あります…
よくわからないものをどうとらえるか、そこに見えていないものも踏まえて何を感じ取るか、子どもといっしょに一から学んでみることも素敵な体験になると思います。

親もよくわからない、で大丈夫!「教える」ではなく「いっしょに学ぶ」というスタンスで、ミュージアムに足を運んでみましょう!私もそうしています!
このアート思考の考え方については、山口周さんが書かれている以下の本に詳しく書かれています。とても読みやすく子どもの教育を考えるうえでも役に立つ内容でしたので、ぜひ読んでみてください。
また、学生に向けた視点でアート教育について書かれている以下の本もおススメです。こちらの方はすべてカラー印刷でアート作品の写真を織り交ぜながら、アートの見方について授業を受けている感覚で読み進められる一冊です。子どもはもちろん大人が読んでもとても面白く、非常に勉強になります。
これからの時代に役立つ感性はアート鑑賞で鍛えられる
ミュージアムに行こう!

楽しみながら学ぶことができ、大人も子どもも楽しめるミュージアム。ぜひ、休日のおでかけ先候補に加わえてみてください!
ミュージアム情報をお調べの際には以下のウェブサイトがおすすめです。


こちらのブログでは、これから子どもと行きたいミュージアム情報などを発信していきますので、ぜひまたのぞいてみてください!!