【おすすめミュージアム】日本科学未来館の常設展示「計算機と自然、計算機の自然」がおもしろい!監修はメディアアーティストの落合陽一さん!平日の未来館は空いていておすすめです

科学館
この記事は約14分で読めます。

こんにちは、こもりぐまです。

先日、お台場にある日本科学未来館の常設展示、「計算機と自然、計算機の自然」を見てきました!監修はメディアアーティストであり筑波大学准教授の落合陽一さんです。

読者さん
読者さん

日本科学未来館に行ってみたいけど、どんな展示があるの?
遠くて行けないけど、どんな展示か知りたい!

そんな方々のご参考になれば幸いです。それではどうぞ~!

展示の概要

日本科学未来館とは

場所

日本科学未来館はお台場にあります。

  • 新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
  • 東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

詳しくは公式ホームページをご確認ください。

こもりぐま
こもりぐま

今回は大井町駅からバスに乗って、テレコムセンター駅まで来ました。お台場までのバスがお近くから出ている方は、バスの利用おすすめですよ~。

未来館の理念

公式ホームページに掲載されている設立理念、スローガンを載せておきます!

科学技術を文化として捉え、社会に対する役割と未来の可能性について考え、語り合うための、すべての人々にひらかれた場

未来館について | 日本科学未来館 (Miraikan)

「科学がわかる、世界がかわる」
“Science Changes People;People Change Worlds”

未来館について | 日本科学未来館 (Miraikan)

以前、別の記事にも未来館についてまとめましたので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。

新型コロナウイルスの影響で事前予約の必要性など、随時変わってくると思いますので、おでかけの際は必ず公式ホームページをご確認ください。

展示「計算機と自然、計算機の自然」とは

公式ホームページにある概要を載せておきます。

【展示の概要】
現実世界と計算機の中の世界を区別することがなくなる未来、
私たちはどんな自然観や世界観を抱き、どんな「問い」を見出すのでしょうか。


私たちが作り出した計算機(コンピューター)はいまやこの世界に溢れ、それらがつくりだす世界の解像度や処理能力は、私たち人間がもつ知覚や知能の限界を超えつつあります。近い将来、元来の自然と計算機の世界がつくりだす自然の違いはますます薄れてゆき、その違いを意識すらしない、未来の私たちにとって「新しい自然」が現れるでしょう。
計算機の中と外、それぞれの自然が一体化した大きな自然を想像しながら、そのとき、私たちの自然観や世界観がどのように変わり、どんな「問い」を見出すのか考えてみましょう。

計算機と自然、計算機の自然 | 日本科学未来館 (Miraikan)
こもりぐま
こもりぐま

アナログとデジタルの境界があいまいになっていく未来について考えよう!というメッセージが込められた展示です。

監修の落合陽一さんとは

メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。

Biography | 落合陽一公式ページ / Yoichi Ochiai Official Portfolio

落合陽一さんのnoteの記事に、2020年の活動について詳しく書かれていました。本当にさまざまな活動をされていて、スゴイです。リンクを貼っておきます!

「計算機と自然、計算機の自然」展示のようす

今回は1歳の次男をベビーカーに乗せて連れて行きました。

常設展示室に入ると、展示ゾーンがすぐに目に飛び込んできました!ホームページで見て抱いていたイメージより、結構明るい印象です。(昼間だからですが)

ワクワクしながら展示ゾーンに足を踏み入れます。

アイテム一点一点が、ただ「現象」を科学的に説明するのではなく、そこから考えを広げていける、答えがあるようでない、そんな展示でした。

直観的にすんなり理解できるものもあれば、どういう意味だろう?とわからないものもありました。そばにいた科学コミュニケーターさんに質問しながら見て回りました。

こもりぐま
こもりぐま

科学コミュニケーターさんだけでなく、一緒に来た家族や友人とこういうことかな?と会話をしながら楽しめる。こういうところがやっぱり日本科学未来館の魅力だなぁと思いました。

お子さんでも直観的にわかるもの、少しヒントをあげれば理解できそうなものもありました。ただ、今までのアナログとデジタルに抱くイメージが既に出来上がっている大人のほうが、多くの気づきを得られる展示だと思いました。

だるま、浮世絵、盆栽…など、日本文化を象徴するアイコンをいたるところに用いているのも印象的でした。今はなかなか難しいですが、新型コロナウイルスが落ち着けば、外国からいらした方の東京観光にもおすすめできるスポットだなぁと思いました。

アナログとデジタルの境界があいまいになっていく世界。それが一体どういうものなのか、はっきりとはわかりません。そんな未来を期待する気持ちと恐れる気持ちの両方を持ちながら、自分の価値基準をしっかりと築いていくことが大切なのではないか、と感じました。

サイエンスをアート的な視点も交えながら楽しめる、そんなステキな展示でした。

そのほかの展示のようす

平日のお昼に行ったところ、とても空いていた&息子も静かにしていてくれたので、ほかの展示も思う存分楽しめちゃいました!なので、ほかの展示についてもレポートを載せておきます!

いつもなら混んでいてゆっくり観られない展示もじっくり見られたので、平日の日本科学未来館、とってもおすすめです!

未来逆算思考

展示の概要
50年後、あなたの子孫たちはどんな地球に暮らしているのでしょう?
理想の未来から、私たちが今からできることを考えてみましょう。

50年後に暮らす子孫たちに、どんな地球を贈ることができるのか、ゲーム形式でアクティブに体験する展示です。私たちが暮らす豊かな地球を次世代に受け継いでいくために、なにをしたらよいのでしょうか?さまざまな課題を乗り越えながら、自分が選んだ理想の地球をゴールまで届ける体験を通して、理想の地球を実現していくために必要な科学技術やライフスタイルを考えてみましょう。理想の未来を描き、そこから逆算することで、私たちが今からするべきことが見えてきます

未来逆算思考 | 日本科学未来館 (Miraikan)

子孫に贈りたい地球を届けるゲーム形式の展示です。

  1. 自分で選んだ「贈りたい地球」のスタンプを台紙に押す
  2. 台紙を持って展示台に進む
  3. 選んだ「贈りたい地球」と自分の名前を入力
  4. 未来に向けてどのようなルートで「贈りたい地球」を届けるかを指でなぞって入力
  5. 「贈りたい地球」が未来にちゃんと届くかを見届ける
  6. 最後に子孫から届く手紙を別モニターで確認する

結果は…失敗。いつ来ても、失敗します(笑)

となりで何度も挑戦しているカップルもいましたが、「またダメだ~」と嘆いていました。かなり難しいゲームだと思われます!!

結果はともあれ、ゲーム性があるので、小さいお子さんでもいっしょに楽しめること間違いなしです。

“ちり”も積もれば世界をかえる– 宇宙・地球・生命の探求

展示の概要
尽きることのない好奇心を積み重ねると、私たちが考える「世界の姿」はどのように変わるのでしょうか。人類の営みとして、基礎科学を体感してみましょう。

私たちの好奇心が、どのように「世界の姿」を獲得していくのかを体感できる展示です。はるか昔から、私たち人類は宇宙や地球、そして自分たちを含む生命に関心を抱き、その姿を解き明かそうとする営みを積み重ねてきました。今まさに探求を続けている、世界最高の掘削能力をもつ地球深部探査船「ちきゅう」、リュウグウの砂を持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ2」、微弱な電波から宇宙を解き明かす電波望遠鏡「アルマ」を紹介します。私たちが考えるこれからの「世界の姿」に、思いをはせてみましょう。

“ちり”も積もれば世界をかえる– 宇宙・地球・生命の探求 | 日本科学未来館 (Miraikan)

こちらの展示は今回はじめて観ました。

宇宙や生命、地球といった基礎科学分野の展示です。本当は夢やロマンにあふれた分野であるのだけれど、実際に見えてくるのは岩や砂、もしくは目に見えないもの。どうも地味に思われがちです。

そんな分野を私たち人間が抱いてきた「好奇心」と重ね合わせることで、魅力的な展示になっていました。純粋な知りたい!という思いから、ここまであらゆる発見をしてきた人類は、やっぱりすごい!と改めて思いました。

小さいお子さんにはちょっと難しいかも?最後の床面の映像を見させて、その隙に展示を見る!という感じになりそうです。(笑)

100億人でサバイバル

展示の概要
現代に生きる私たちを脅かす災害を理解し、どう向き合ったらよいか考える展示です。

地震や噴火などの自然災害は、私たちの暮らしに大きな被害を与えてきました。さらに、科学技術や移動手段が発達した現代では、感染症の拡大、異常気象の増加、原発事故など、思いもよらなかった新たな災害もうまれています。この展示では、さまざまな災害が起こるしくみやその被害を理解することができます。21世紀の地球に生きる私たちが、この地球で生き延びていくために、今、何をすべきなのか、いっしょに考えてみましょう

100億人でサバイバル | 日本科学未来館 (Miraikan)

まさに今、見舞われている感染症拡大という災害。今だからこそ、更に自分ごととして捉えられる展示です。展示内容もCOVID-19情報が盛り込まれていて、見ごたえがありました。

赤いボールによって災害が起こるしくみを表現した展示は、小さいお子さんでも直感的にわかる、すばらしい展示だと思います。

細胞たち研究開発中

展示の概要
iPS細胞など現在進行形の研究や、生命の基本単位である細胞の原理やしくみを幅広く知り、新しい「細胞」とのつきあい方について考えてみましょう。

iPS細胞をはじめとした幹細胞研究が目覚ましい発展をする中、一人ひとりが、細胞レベルから自分の体について選択したり、判断したりする時代を迎えつつあります。展示の中心となる5つのシアターでは、誰にでも起こりうる病気や怪我に直面する場面が描かれています。そこであなたはiPS 細胞による治療という選択肢と向き合い、選択する可能性を考えます。また、細胞の原理や仕組みを紹介するコーナーでは、自分自身が、細胞からなり、細胞によって生かされていることが実感できます

細胞たち研究開発中 | 日本科学未来館 (Miraikan)

最初に半ば強制的に映像を見せられることで、iPS細胞などの技術を自分ごととして捉えられ、その後の展示に対する興味が湧く。難しい話を身近に感じさせて理解をうながす未来館の展示は、やはりさすが!と感心してしまいます。

自分の動きにあわせて骨が動く映像や、実際に触れることができる胎児の模型などは、小さいお子さんでも興味を持って見られると思います!

ぼくとみんなとそしてきみー未来をつくりだすちからー

展示の概要
生き物のなかで、人間だけがもつ性質とはなんでしょうか。
人間の脳の働きや生物としての性質を探ります。

絵本の中に入り込んだようなしかけを通じて、人間の脳のしくみや社会との関わり合いを学ぶことができる展示です。私たちは社会をつくる中で、困っているときに 自発的に協力し合ったり、言葉を使って多くの人と情報をわかち合ったりする方法を手に入れました。あなたは、身のまわりの人とどんな関係性を築いていますか?他者と関わりをもってしまう人間の性質に気づき、自分のまわりの人との関係性をこの展示でとらえ直してみましょう

ぼくとみんなとそしてきみー未来をつくりだすちから | 日本科学未来館 (Miraikan)

一見こども向けの展示ですが、大人もたくさんの気づき・学びがある展示です。

人と人との関係性、というと、心理学や哲学的なとらえ方を想像しますが、この展示はあくまで科学的に考えさせる。それがすごくおもしろいです。

もちろん、小さいお子さんでも楽しめるようなしかけがたくさんありますので、ぜひお子さんと一緒に楽しんで体験してください!

科学コミュニケーター・ブース

科学コミュニケーターさんによるブースには、バイキンについての手作りの展示がありました。おそらくコロナウイルスと絡めた展示。手作り展示も温かみがあってすごく好きです。

菌って拡大すると本当にキレイなカタチをしています(菌だから汚いのだけど)。思わず見入ってしまいました。

ASIMOにも会えます

定期的にロボットのASIMOが登場してパフォーマンスをしてくれます。

1歳の次男は怖がって泣いてしまったので、早々に退散しました…見たかったー…。

人工知能 “reco!”の実証実験

優しい人工知能 “reco!”-タッチでキヅク、キミとのキズナ(産業技術総合研究所)

開催期間:2020年2月5日~2021年3月31日

私たちの生活に入り込んでいる人工知能(AI)。例えば、街なかにある自動販売機にAIがごく当たり前に組み込まれるとしたら、どんなものだと嬉しいでしょうか。AIがその人に合わせて話しかけることで、孤独や孤立を減らすことはできるでしょうか?この実験は、AIが身近に「いる」未来で、人に寄り添い、新しい価値を与えてくれるようなAIの開発、そしてそれがもたらす安全・安心な社会のコミュニティづくりに貢献することをめざしています。

参加するみなさんには、展示の感想や、性格に関する簡単な質問への回答を、展示場に設置されたAI”reco!”に伝えてもらいます。たくさんのデータを積み重ねることで、私たちを優しく見守り、新しい気づきを後押ししてくれるAIがつくられていきます。人とAIがキズナを築く未来を想像しながら、実験に参加してみてください。

優しい人工知能 “reco!” | 日本科学未来館 (Miraikan)

手持ちのSuicaで参加ができました。機械にかざすとロボットと展示についてお話ができる、というイメージです。AIとのやさしい未来を予感させるような実験で、これからのAI技術の進歩が楽しみになりました。

幼児連れのランチ場所

通常はMiraikanカフェが営業していますが、コロナウイルスの影響で閉店していました。そして代わりに自由に使える食事スペースになっていました持ち込みOKであったため、ここで離乳食を食べさせました。ちなみに、上の階にあるレストランは営業しているようです。

また、館外にもベンチなどありますので、お天気の良い日は外でのお弁当ランチもおすすめです!

まとめ

以上、日本科学未来館の常設展示の体験レポートでした!やはり何度行っても新しい発見があって楽しめるすばらしい施設です。ぜひ足を運んでみてください。

最後に、3月に新しくできた常設展示と4月からのイベントの情報を載せておきます!

最後までお読みいただきありがとうございました。こちらのブログではミュージアム情報をはじめ、子育てワーママのキャリアリノベ体験談などをつづっています。また、音声配信もやっていますので、ぜひ聴いてみてください!

ミュージアム・ダイアリー - にほんブログ村
更新情報が届きます!ぜひご登録おねがいします!

にほんブログ村 科学ブログ 科学館・科学博物館へ
にほんブログ村
たくさんの方にこのブログを見ていただきたいと思っています。1クリックで応援お願いします!

タイトルとURLをコピーしました