こんにちは、こもりぐまです。

DOMANI・明日展、気になる…
佐藤可士和展とあわせて行こうかなぁ
そんな方に向けて、DOMANI・明日展の体験レポートをまとめたいと思います。
参考になれば幸いです!
国立新美術館について
アクセスや建物、ランチ場所についてなど、以下の佐藤可士和展の体験レポートにまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
DOMANI・明日展とは

文化庁は、将来の日本の芸術界を支える人材育成のため、若手芸術家が海外の関係機関等で行う研修を支援する「新進芸術家海外研修制度(旧・芸術家在外研修)」を1967年度から実施しており、すでに半世紀を経過しました。美術分野ではこれまでに1400名を超える人材を送り出してきましたが、そうした研修の成果の発表の機会として、1998年から「DOMANI・明日展」を開始し、こちらももう20回以上を重ねています。
DOMANI・明日展|DOMANI・明日展
キュレーターによる本展覧会の説明も公式ホームページに上がっています。ぜひご覧ください。
また、2020年7月3日から10月11日にかけてオンライン上で開催した展覧会を、「DOMANI・明日展2021 スペースが生まれる」の会期内に期間限定で再開されています。
概要
チケットについて
事前予約制ではないため、予約なしでOKです。
観覧料
一般 1,000円(税込)
大学生 500円(税込)
佐藤可士和展またはサントリー美術館の半券で200円引きになるので、半券でお持ちの方は忘れずに!
所要時間
連れて行った1歳の次男がぐずり始めてしまったので、急ぎ足で見ました。
所要時間は約1時間程度。

本当はもっとゆっくり見たかったです…。
時間に余裕がある方はもっとゆっくり観ても良いかもしれません。
撮影の可否
展示はすべて撮影OKでした!
展示写真と感想(出展作家ごと)
髙木大地さん
独特の世界観がステキな作家さんです。
利部志穂さん
左手の絵画は「Diva-波を運ぶ女/ママとハハ」という作品。描かれている女性は意志が強そうで、しかし今にも消えてしまいそうな不安定さを感じ、今の自分と重なりました。「母」という存在について考えさせられました。
笹川治子さん
一見つながりがないようなものが次から次へと移り変わっていきます。物事は何でもかんでもつながっているはずなんてないのに、そこに規則性を見出そうとしている自分がいるということに気が付きました。
大田黒衣美さん
身近なものの繊細さ柔らかさがそのまま作品になっています。つい触れてみたくなる、そんな魅力がありました。
袴田京太朗さん
新型コロナウィルスの影響で観られなくなった博物館の展示物。コロナ後の展示・アートの「新しい姿」を考えさせられる作品です。
山本篤さん
「私」とは?「集団」とは? 異国の地に行くことで感じた自分とは何か?という問いを、作品を見る人にもそのまま体感させてくれるような作品でした。
春木麻衣子さん

音と合わせたインスタレーションとなっており、モノクロなのに、あらゆる情景が鮮明に浮かぶ。そんな作品でした。
ちなみに先日銀座の資生堂ギャラリーに行った際にも、春木さんの作品を見ました。展示室の雰囲気がかなり違いましたが、それぞれの良さがありました。

新里明士さん

「キズ」を起点として作られた作品の数々。傷から漏れる光が美しく、思わず見入ってしまいました。
竹村京さん/鬼頭健吾さん
アーティスト夫婦による作品の数々。製作途中の会話が聞こえてきそうな作品ばかりで、とてもワクワクしました。
まとめ
以上、DOMANI・明日展の体験レポートでした!
新型コロナウイルスの影響がアートにも大きく関わっていることを実感しました。この漠然とした不安であったり、これからの未来に描く希望であったり、まだカタチにならないものを考えていく材料として、アートの役割は大きいなぁと思いました。
ちなみに、1歳の次男はグズグズしっぱなし。。。ほかの鑑賞されていた方にご迷惑をおかけしてしまいました。。。すみません。次からはタイミングを見極めて鑑賞したいと思います(>_<)
最後までお読みいただきありがとうございました。こちらのブログではミュージアム情報をはじめ、子育てやワーママのキャリア、リノベ体験談などをつづっています。また、音声配信もやっていますので、ぜひ聴いてみてください!