こんにちは、こもりぐまです。
東京の緊急事態宣言が5月末まで延長されました。このままでは行きたい!と思っていた展覧会「MIROIRS(ミロワール)–Manga meets CHANEL/Collaboration with 白井カイウ&出水ポスカ」が終わってしまう…。
本当は外出を自粛すべきと承知しておりますが、平日の空いている時間を見計らって、体調管理・感染対策をきちんと行ったうえで、行ってきました。

行ってみたいけど、子連れで行って大丈夫?
緊急事態宣言中だしやめておこうかな。遠くて行けそうにない。
だけど、展覧会のようすを知りたい!
そんな方のご参考になれば幸いです。
それではどうぞ~!
基本情報
展覧会概要
週刊少年ジャンプの人気作「約束のネバーランド」の原作者・作画家とシャネルによるコラボレーションによる展覧会です。
コラボレーションで生まれた作品
シャネルブランドの歴史からインスピレーションを受け、白井カイウさん&出水ポスカさんによって描かれたのが、こちらの漫画作品です。

この作品をもとに構成されたのが、今回の展覧会になっています。

遠くて現地には行けない…という方はこちらの漫画を手に取っていただければ、会場の写真+漫画でも楽しめるかな?と思います!
実際に購入して読んでみましたが、漫画の内容がそのまま展示になっています!
開催日時・アクセス
2021.4.28 WED – 6.6 SUN
CHANEL NEXUS HALL
11:00 – 19:30 要予約・無休・ 入場無料
東京メトロ 銀座駅 A13出口から徒歩1分
CHANEL NEXUS HALL
東京メトロ 銀座一丁目駅 8番出口からすぐ

JR有楽町駅からも徒歩5分程度です!
詳細は公式サイトよりご確認ください。
予約方法
現在はコロナウィルスによる感染対策のため、事前予約制となっています。
↓事前予約はこちらから可能です。

子ども(幼児)の分も予約が必要でした。一度に4名まで予約ができるので、一緒に行く人数を選択して代表者の名前で予約をすればOKでした。
今後の巡回予定
また、KYOTOGRAPHIE京都国際写真展にも巡回予定のようですので、関西にお住まいの方はぜひこちらのイベントにてお楽しみください。
展覧会の様子
受付~入場
マロニエ通り沿いの入口から館内に入ります。
1階で手指の消毒、体温測定をしてから、エレベーターでネクサスホールのある4階にあがります。4階で事前予約で発行されるQRコードを提示し、記念品(シャネルの香水!)を受け取ってから入場します。

ベビーカーのままで入場OKでした。しかし公式HPには「混雑状況によってはベビーカーNG」と書かれていたので、万が一の場合に備えて、抱っこ紐の持参をおすすめします。
プロローグ
導入部は全面鏡となっています。なぜ「鏡」なのか、については以下の記事に載っていました。
テーマは“鏡”を意味する「ミロワール」。パリ・カンボン通りにあるガブリエル シャネルのアパルトマンの、鏡張りの螺旋階段や、ガブリエル シャネル自身が語ったとされる「鏡は厳しく私の厳しさを映し出す それは鏡と私の闘い 私という人間をあらわにする」という言葉から着想を得ている。白井カイウがガブリエル シャネルについて調べていく中で感じ取ったガブリエル シャネルの多面性を、アパルトマンに連なる鏡に見立てたという。
シャネルが『約ネバ』白井カイウ&出水ぽすかとコラボ、コミック発売&銀座で展覧会開催 – ファッションプレス
本展示
展示空間が3つに分かれており、それぞれ異なる物語で展示が構成されています。
3つのエピソードは独立しているので、どの部屋から観ても大丈夫です。空いている部屋から観て回りました。

それぞれの入口にあるイラストや写真、言葉の展示は、それぞれのエピソードのキーワードになっていました。入る前と観た後、二度楽しめる展示になっていました。
エピソード1 魔女
薄いカーテンのような幕が張り巡らされた部屋。そこには何やら宝物?のようなものが映し出されています。
主人公はさみしさを抱えながら、空想の世界に浸る女の子。
シャネルの代表アイテムともいえるリトルブラックドレスと絡めたストーリーになっていました。
空想の世界だけでなく、洋服やメイクも、自分が知らなかった世界に連れて行ってくれる。自分を変えてくれる。そんなメッセージが込められた部屋でした。
エピソード2 嘘つき
2つ目の部屋はシャネルの香水No.5がキーアイテムです。
このシャネルの香水No.5のビン、1954年、MoMA(ニューヨーク近代美術館)にはじめて収蔵されたフレグランスだそうです。歴代のものすべてが美しい!
シャネルNo.5の香水、100周年を記念した映像が会場内で流れていました。この映像がとても良かったので、ぜひ以下のWEBサイトからご覧になってみてください!
さまざまな顔をもつ女性だけれども、シャネルのNo.5の香水をつけているという理由から、本当はひとりである「自分」を見つけ出してくれる男性が現れるというストーリー。
その人の一部となる「香り」がもつ魅力を考えさせられる部屋でした。
エピソード3 カラス
3つめの部屋は、もっとも漫画のストーリーが強調された構成となっていました。
男らしさとは?女らしさとは?というジェンダーに悩む男の子が主人公。
そんな彼が「スカートをはく」という体験を通して、目の前にあった壁を破るというストーリーです。
黒い世界から徐々にカラフルに彩られていく空間が、ストーリーと重なっていてステキでした。
こちらも自分らしさとは?を考えさせられる部屋でした。
エピローグ
3つの部屋の正面には、こちらの展覧会のもととなっている原作マンガや、白井カイウさんのイラスト・メッセージなどが展示されていました。

コンパクトな展示ではありましたが、マンガとのコラボレーションによって、展示品がより魅力的に見える、とてもステキな展示空間となっていました。
マンガとのコラボレーションによって、シャネルブランドの歴史に詳しくない方でも、ブランドが伝えたいこと、大切にしていることなどが手に取るようにわかると思います。
鑑賞時間は、20分ほどで十分堪能できました。短時間で観られますし、字が読めるお子さんであればいっしょに鑑賞を楽しめると思いました。
まとめ
以上、銀座のシャネルネクサスホールで行われているMIROIRS(ミロワール)–Manga meets CHANEL/Collaboration with 白井カイウ&出水ポスカのご紹介でした。
緊急事態宣言下ですので、ぜひ行ってみてください!とは言いにくいのですが…、とても素晴らしい展示でしたので、その雰囲気が伝われば幸いです。

展示に感動し、帰り道、すぐにマンガを購入しました!
行かれる方は事前予約をお忘れなく!
最後までお読みいただきありがとうございました。こちらのブログではミュージアム情報をはじめ、子育てやワーママのキャリア、リノベ体験談などをつづっています。また、音声配信もやっていますので、ぜひ聴いてみてください!